子育てを終えた女性が持つ就職先の悩み

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女性としての人生を謳歌したいと考えると、学校を卒業したら仕事をして、結婚して出産したら子育てに専念したいというのはよくある。そして、退職をしてしっかりと子育てを行うと40代に突入することになりやすい。その時点で主婦として家事と子育てをしてきた状況から徐々に時間が余るようになってきて、また仕事をしたいと考えるようになることもよくある。
しかし、既に40代になっていて就職先が見つからないのが悩みになりやすい。そこでずっと家事や子育てに従事し、両親のお世話もしてきた経験を生かそうと考えて就職先を選ぼうと決意して成功する事例がある。社会的状況も勘案してみると需要が高いのが介護業界であり、介護の仕事そのものが両親の世話の経験を役立てることができることに加えて、その周辺の仕事をする上では家事のスキルも役に立つ。子育てで柔軟に対応してきた経験もきっと役に立つだろうと考えて仕事を探して無事に就職に成功することは多い。
すぐに常勤で働くという道を選ばずにまずはパートや派遣で働いてみて自分の適性を確認するということもよくある。そのままパートや派遣で働き続ける人もいるが、子供が独立するとさらに時間に余裕ができるので常勤として就職して働き始めるようになる場合も少なくない。主婦のまま40代になってしまうと就職先が悩みになるのは確かであるものの、不安に思う必要はなく介護業界であれば40代を積極的に採用してもらえるのが実態となっているようだ。